【ドラフトサウルス】恐竜どうぶつ園を作るよ!どの恐竜をどこにおく?

5歳~・2人でも遊べる

基本情報

タイトルドラフトサウルス(日本語版)
原題タイトル Draftosaurus
メーカーJELLY JELLY GAMES
デザイナーA.Bauza(アントワーヌ・ボウザ)など
アートワークTANSAN
プレイ人数2~5人
対象年齢8歳~
プレイ時間15分~
発売年2020年
入手法Amazon・楽天・駿河屋など:〇(2024年現在)
フリマアプリ:〇 
販売価格3,300円(定価3,300円)(2024年現在)

どんなゲーム?

ジャンル:ドラフト系

「あなたは恐竜どうぶつ園の園長に就任することになりました。トリケラトプス、ステゴサウルス、パラサウロロプス、ブラキオサウルス、スピノサウルス、そしてティラノサウルス。さて、どんな恐竜のいる園にしましょうか。どの檻(おり)に何頭配置しましょうか」

このゲームは、ドラフトゲームというジャンルのゲームです。「ドラフト」というのは、野球のドラフトと同じ意味で、「選ぶ」という意味です。袋の中から取り出した恐竜コマから選んだものを、順番にそれぞれ自分の「シート」に配置していきます。置き方にはいくらかのシバリと得点方法があります。その範囲で好きに考えて、ステキな恐竜どうぶつ園を作りましょう。同じボードなのに、まったくちがう恐竜どうぶつ園ができるはずですよ。

ルール概要

【準備】

それぞれ自分用の恐竜どうぶつ園ボードをおいておきます。

【遊び方】

・恐竜コマを入れた袋から、各自6頭ずつ取りだしましょう。

・「親」の番の人は、恐竜サイコロを転がします。

・そこから好きな恐竜コマを1つ選び、自分の恐竜どうぶつ園シートの置きましょう。恐竜サイコロの出た目によって、恐竜の置けるエリアか決まっています。そのエリア内でどこに置くかを考えましょう。ただし、「親」はどこに置いても大丈夫です。

・檻(おり)には、それぞれ配置の仕方のきまりと、それぞれの得点があります。たとえば、「2種類の恐竜を交互にならべる」「おなじ恐竜のペアをつくる」「1頭ずつバラバラ」「1頭だけ」などです。ボードを見たら分かるように記号がそえられています。ボードは裏表の2種類用意されています。違ったプレイ感を感じることができるでしょう。

A.サマーボード

B.ウインターボード

・残りの恐竜コマを左隣のプレイヤーに渡します。そして、「親」も左隣の人に移ります。

・これを6回くりかえして、6頭を配置しましたね。これで1ラウンドがおわりました。また袋から、恐竜コマを6頭取りだして、2ラウンド目のはじまりです。

・12頭の恐竜を配置したら、恐竜どうぶつ園のできあがり!それぞれの恐竜どうぶつ園の得点は何点になったかな?

JELLY JELLY GAMESのルールブックがとてもわかりやすいです。ドラフト系をやったことない人でも、というよりボードゲームをやったことがないという人でも、きっと大丈夫ですよ!

おもしろポイント

・こうしたいというイメージが形になっていくおもしろさがある!

・同じシートなのに、できあがったら、ずいぶんちがったものになる!

上の2枚のボードは、同じ恐竜の種類と数を配置したものです。

得点は、

上のボード:12点+5点+6点+7点+1点(ティラノサウルスの特別点)=31点

下のボード:2点+10点+7点(いちばん多く配置)+15点+1点+1点(ティラノサウルスの特別点)=36点

となり、配置によって点数に差がでます。下のボードのプレイヤーは、もしも、オレンジの恐竜(スピノサウルス)を5頭以上おいているプレイヤーが他にいたら、7点は入らないので、29点となります。

いちばん最初のドラフト系ゲームとして最適!
勝ちも負けも自分の判断しだいだった、となりやすいのが良いです。

おすすめ度 80点/100点

盛りあがり:8得点を競うという楽しみ方と、思ったようにデザインするという楽しみ方があります。見方を変えると、得点をさせないようにし、思ったようにデザインさせないというゲーム性もあります。遊ぶメンバーによって、力の入れどころを変えると良いかもしれません。
ドキドキ感:8ゲームバランスが良く、数点差の勝負になることもしばしば。得点方法がいくつもあるので、最後まで勝敗がわかりません。ティラノサウルスは特別に檻(おり)ごとに1点プラスで入るのですが、この1点の積み上げが効いてくるとか、あそこがカップル成立していたら5点だったのに!といったことが起きます。
ルールのわかりやすさ:7全体の流れはつかめると思います。檻(おり)ごとの得点方法は、記号と得点がボードにそえてあるので、何度かやって意味が了解できるまでは、確認しながらやったり、説明する人がいると良いでしょう。そうすれば、ドラフト系ゲームの初心者や5歳くらいの子どもでも楽しめます。物足りなくなったら、もっとヒリヒリするゲームを選択したら良いと思います。
またやろうねで終わる:10恐竜コマがかわいく、ボードも雰囲気があり、見た目に楽しいです。これは、まちがいなくアナログゲームとしての楽しさの一つだと思います。得点計算のまえに、できあがったそれぞれの恐竜どうぶつ園に遊びに行くつもりで、見せあうと良いのではないでしょうか。
運と実力のバランス:7緻密に計算すれば実力が発揮できるでしょう。とはいえ、サイコロの目でエリアが制限されるので、思い通りにならないこともしばしばです。低年齢児には、視野と得点計算に差が出るところもあるので、そのつど「得点ルールかくにん」をするとバランスが良いと思います。
その他(マイナス点など):    ・2種類のボードと限られた選択肢しかないので、遊び慣れると、もっとパターンがあるといいなと思いだすと思います(同じことを思うのでしょう、独自ルールを考案して公表している人もいます)。
・ミニ拡張(バラ3匹の檻のところが、何頭でも良しの恐竜積み上げ檻になる)と、2種の拡張があります(日本語版なし。あまり出回っていないですが、Amazonで売っていました)

我が家の独自ルールの例

・「箱庭あそび」
→箱庭風に、思い描いた光景にちかづくことを楽しむ

1頭選んだあと、残りを左隣のプレイヤーに渡すことになります。つまり、他のプレイヤーのシートを見て、待っている恐竜が分かれば、その恐竜を残さないようにするのは戦略です。干渉したり、作戦を変えたりするのがゲームとしての醍醐味です。が、そうせずに、「箱庭を作るの邪魔しない」という遊び方もアリだと思います。

・「得点ルールのかくにん」
→ややこしい得点のところは「~になるけど、いいの?」と子どもに問いかける

檻(おり)によっては、「そこの檻にいる恐竜の数が、ほかのプレイヤーの園と比べて、もしもいちばん多ければ、7点」とか、「その檻にいる恐竜が、自分以外のプレイヤーの園にいる数×2点」とか、ほかのプレイヤーの動向を気にしながら作戦を立てる必要が出てきます。それがゲームのおもしろさをアップさせるのですが、その視野を持つのが年齢的に難しい。そういったところにだけ、さりげなくヒントを出すというのをしています。

コメント

▼選ぶというのは考えるということ。選ぶというのは決めるということ。それがイメージするものにだんだんとなっていく。主体的になにかをするというのは気持ちの良いものですね。そして、思い通りにならない悔しさが、次こそは!となるんですね。ドラフト系のゲームの醍醐味だと思います。

▼ボードゲームの世界を知るようになると、ゲームジャンルというのが、目につくようになると思います。「ブラフ」「ワーカープレイスメント」「拡大再生産」など。専門用語っぽい。知りたいけど、わからん。おもしろいと書いてあっても、プレイ画像を見ても、おもしろいのかどうかもよくわからん。私もまだ知らないことが多いです。

▼ボードゲームは遊び方が分かるまでの道のりがとっつきにくさをどうしても生んでしまいます。でも、そこに頭の使いどころがあり、ゲーム性、エンターテイメント性があります。これはボードゲームに限ったことではないですが。ドラフトサウルスは、ドラフト系ゲームのおもしろさを初めて体験するのに良い機会を与えてくれるのではないでしょうか。8歳からとありますが、5歳の子どもでも楽しむことができます。

▼我が家では、カルカソンヌの得点盤で得点計算しています。子どももすごろくのようにコマを動かせますし、視覚的にもとらえられるのでオススメです。

ダイソーで売っているB5サイズのカードケースにピッタリと入ります。これで安心。

この木の器もダイソーで売っています。恐竜コマを入れるのに最適です。この器、ほかのゲームでも活躍の機会は多いです。本来のルールに沿って、恐竜コマを見えないようにしたい場合は、もっと深いカップが良いでしょう。

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